小児矯正とは
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小児矯正とは?
小児矯正は、子どもの歯並びを整える治療法です。永久歯が生えそろう前に始めることで、お子さま特有の舌の癖なども改善できます。早期治療の利点は、歯並びの改善だけでなく、骨が柔らかい子どものうちに行うことで、重度の叢生(ガタガタな歯並び)でも少ない痛みで治療できることです。田中デンタルクリニックでは、お子さまの健やかな歯並びをサポートします。
移動しやすい歯
歯が動きやすいという特性は、小児矯正の大きな利点の一つです。子どもの骨が柔らかいため、歯を効果的に移動させることができます。歯が動きやすい性質は、日常的な習慣や癖によって歯並びが悪化するリスクも含まれますが、小児矯正によってこの問題を逆に利用し、歯を綺麗に整えることができます。また、小児矯正治療中の痛みは通常軽度であり、お子さまにとっても負担が少ない場合が多いです。田中デンタルクリニックでは、お子さまの歯が動きやすい時期を活かし、健やかな歯並びを手に入れるためのサポートを提供しています。
抜歯する必要性が少ない
小児矯正の利点の一つに、抜歯の必要性が少ないという点が挙げられます。小児矯正は、成長段階におけるあごの発育に合わせて行われるため、歯を必要な位置に移動させることが比較的容易です。このため、歯並びを整えるために十分なスペースが確保され、抜歯の必要性が減少します。特に、8歳から9歳の乳歯と永久歯が混在する時期に行われる一期治療では、約6割のお子さまが抜歯を回避できています。抜歯には噛み合わせの変化や咬合機能の低下といったリスクが伴いますが、小児矯正によってこのリスクを軽減できる可能性があります。
適切なあごの成長を促進する
小児矯正の大きな利点の一つに、適切なあごの成長を促進できるという点があります。小児矯正を必要とするお子さまは、あごの成長段階にあります。実は、正しいあごの成長は歯並びや顔のバランスを整える上で極めて重要です。上あごが十分に拡大されないと、永久歯の適切な配置が妨げられ、歯並びに悪影響を及ぼす可能性があります。また、顔のバランスも乱れやすくなります。しかし、矯正装置のサポートを受けることで、あごの成長を管理しやすくなり、お子さまのあごを適切に発育させることができます。田中デンタルクリニックでは、お子さまの健やかなあごの成長を促進し、美しい歯並びとバランスの取れた顔立ちをサポートします。
矯正には協力が必要です
小児矯正は、多くの場合、親御さんの勧めで始められます。しかし、お子さまが自ら治療を希望しているわけではないため、治療に対する意欲が低い場合があります。特に、治療費の負担が親御さんにある場合、お子さまはその負担を感じることなく、非協力的な態度を取ることがあります。治療の成功には、お子さまの協力が不可欠です。非協力的な態度が続くと、虫歯の発生や矯正結果の低下などのリスクがあります。そのため、お子さまの様子を常に見守り、治療に積極的に参加していただくよう心がけています。