よくある質問
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小児矯正は何歳から始めるのが良いですか?
田中デンタルクリニックでは、小児矯正の適切な時期として、一般的には上下の前歯4本と奥歯が永久歯に変わった頃(小学1年~3年生くらい)が理想的とされています。したがって、未就学児童向けの矯正治療は行っておらず、小学校入学後に治療を開始することが一般的です。
小児矯正治療の期間は?
小児矯正治療の終了時期は、一般的に永久歯列が完成するまでとされています。小児矯正は成長期を活用して歯と顎のバランスを整え、歯を抜かずに治療を行うことが目的です。したがって、永久歯列が完成するまでが治療期間となります。永久歯列の完成時期は個人差があり、一般的には10~15歳の範囲にあります。
小児矯正によって歯並びや咬み合わせが改善されますか?
小児矯正治療は、お子さまの成長期を利用して歯と顎のバランスを整え、歯を抜かずに治療を行うことを目指しています。
ただし、歯並びや咬み合わせを完全に治す場合には、成人矯正への移行が必要になることがあります。
小児矯正を始めると、抜歯は不要ですか?
小児矯正治療は成長期の骨の成長を活用し、歯を抜かずに治療を進めることを目指していますが、『100%歯を抜きません』とは断言できません。
顎の成長が思ったように進まない場合や、予期せぬ歯の発達が見られる場合、または患者さまが治療に必要なケアを怠った場合など、将来的に歯の抜去が必要になる可能性があります。
必要な装置はいくつですか?
一般的に、小児矯正治療には拡大床装置、ヘッドギア、咬合拳上板、咬合斜面板、上顎骨前方牽引装置、リンガルアーチ、機能的咬合誘導装置などが使われることがあります。
ただし、患者さまのお口の状態や成長の進み具合、歯の生え代わりによって、装置の種類や数は個々に異なります。
小児矯正を行えば、成人矯正は不要ですか?
小児矯正治療の目的は、歯並びや咬み合わせを完全に治すことではなく、歯を抜かずに済む土台作りを行うことです。小児矯正治療によって適切な土台が整えられ、その後成人矯正治療に移行して、より美しい歯並びや正しい咬み合わせを目指します。
子供が矯正の痛みに耐えられるか心配ですが、大丈夫でしょうか?
小児矯正治療中は、一般的に痛みを感じにくくなっています。装置を装着した直後は2~3日間程度、違和感を感じることがあるかもしれませんが、痛みに我慢できないほどの不快感は通常ありません。
小児矯正を行わなければどうなりますか?
小児矯正治療を受けなかった場合でも、手遅れになったり、二度と矯正治療ができなくなるということはありません。
中学生や高校生、成人になってからでも、成人矯正治療は可能です。ただし、中学生以上になると永久歯がほとんど生え変わっているため、歯並びや咬み合わせを治すためにはワイヤーを用いた矯正治療や歯の抜去が必要になる場合があります。
したがって、抜歯を避けたい場合は、小児矯正治療を受けることで、より良い結果を得る可能性が高まります。